F1第7戦カナダGPを終えて、ドライバーズランキング首位のセバスチャン・ベッテルが2位以下からのリードを広げている。コンストラクターズランキングでも、レッドブルが後続をさらに引き離した。

 カナダGPの決勝レースでは、優勝したベッテル以下、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、マーク・ウエーバー、ニコ・ロズベルグ、ジャン-エリック・ベルニュ、ポール・ディ・レスタ、フェリペ・マッサ、キミ・ライコネン、エイドリアン・スーティルまでが入賞し、ポイントを獲得した。

 第2戦終了後から1度としてランキングトップを譲っていないベッテルは、今回の完勝劇の結果132Pと、2位以下との差を36Pまで広げた。今回見せた速さもさることながら、他のドライバーに比べて全くと言っていいほど取りこぼさないシーズン運びが現時点の大量リードにつながっている。

 ベッテルが首位を盤石なものとする一方、前戦まで2位につけていたライコネンは3位に後退。代わって、今回のレースで“ドッグファイト”の末に2位表彰台をもぎとったアロンソが96Pとランキングでも2位に躍り出た。ベッテルとの得点差は36Pと決して小さくはないが、アロンソはレース後「まだシーズンは長く、追いつく時間はたっぷりある」とコメントしている。

 一方、3位に後退したライコネンは、前戦モナコGPに続いてここでもポイントの上積みはわずかとなって88P。3週間後のイギリスGPで早々に悪い流れを断ち切りたいところだが、背後には今回3位表彰台を獲得したハミルトンが77Pと迫っている。

 コンストラクターズランキングでも、レッドブルが大幅なリードを保っている。レッドブルは、今回のレースで37Pを上積みして201Pと、200Pの大台に突入。昨年の第7戦終了時の得点が164Pだったことからも、今年の手堅さが見て取れる。

 2位は145Pでフェラーリがキープしたものの、3位にはメルセデスが浮上。得点も134Pと展開によってはフェラーリに取って代わることができる位置につけた。

 一方、ロータスは4位に後退。稼ぎ頭のライコネンが失速したことで、メルセデスの追い上げを許している。

 今回は、マクラーレンが痛恨のノーポイントを喫した一方、ランキング5位のフォース・インディアは2台ともに入賞し、マクラーレンとの差を広げた。

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