レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツは、イギリスGPでマーク・ウエーバーがセバスチャン・ベッテルにチャレンジしたのはドライバーとして正しい行為であると述べ、ウエーバーが来季残留するのは間違いないと断言した。
イギリスGP終盤に2位を走行中のベッテルの背後にウエーバーが迫った時、チームはウエーバーに対して「ギャップを維持しろ」と事実上のチームオーダーを発令した。ウエーバーはその指示を繰り返し無視してベッテルをオーバーテイクしようとしたが、結局は抜くことができず、3位でフィニッシュした。
ウエーバーはチームオーダーを快く思わず、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーはウエーバーが指示を無視したことに驚きを示した。
ホーナーは、チームオーダーは2台がクラッシュするリスクを避けるための正しい行動だったと述べているが、マテシッツは、ウエーバーがベッテルにバトルを仕掛けたのはドライバーとして当然の行為だったと述べた。
「我々にとって問題はない」とマテシッツ。
「セバスチャンは、フェルナンド・アロンソが遠く離れてしまっており、もうつかまえることはできないと分かっていた。それでペースを落としたのだ。それによってマークがすぐ近くまで接近した。(その状況で)前にアタックし、ポジションを上げようとしなければ、レーサー失格だ」
ウエーバーとレッドブルはこの問題が発生する前には契約延長間近とみられていたが、この問題が両者の契約にどういう影響を与えるのか関心が集まっている。マテシッツは、ウエーバーと再契約することは間違いないと述べた。
「マーク・ウエーバーは我々と再契約する。これは間違いない。彼はチームの皆に非常に好かれており、チームにとても溶け込んでいる。最高の関係だ。彼も我々もそのことは分かっている」
「マークにとっては最速のマシンに乗ることがベストの選択肢だし、我々が速いドライバーを選ぶ上では彼以上の選択肢はない」
