今シーズンのF3ヨーロッパ選手権のチャンピオンであるフェリックス・ロゼンクビストが、今週アメリカで行われるインディライツのテストに参加することになった。
スウェーデン出身で現在24歳のロゼンクビストは、今年のF3ヨーロッパ選手権で13勝を挙げてチャンピオンを獲得。また、F3マカオGPでは、昨年の初優勝に続いて今年も勝利し、2連覇を達成している。
来季に向けてはGP2への参戦を目指しているロゼンクビスト。先日アブダビで行われたテストでは、F3チャンピオンを獲得したチームであるプレマのマシンをドライブしたほか、ステータスGPのステアリングも握っていた。
一方で、アメリカでのレース活動も選択肢としては存在しているようで、今週木曜日からフロリダのパームビーチで行われるテストに、チーム・ペルフレイから参加することになった。ロゼンクビストは自身の来季に向けた展望について、次のように話した。
「現在の主な計画はGP2を戦うことだ。ただ、アメリカでのインディライツやインディカーということも考えている。それらはかなり現実的なものだからね」
「今もヨーロッパでレースをしたいと考えている。とは言え、アメリカでのマーケットを見てみると、将来的に何かをもたらしてくれるのではないかと思うんだ」
