アメリカのシャーロット・モータースピードウェイで22日、9度のMotoGP王者であるバレンティーノ・ロッシがNASCARネイションワイド・シリーズのトヨタ・カムリをドライブした。

 4月19日〜21日に開催されたMotoGPのオースティン戦を終えたロッシは、オースティンからシャーロットに移動。カイル・ブッシュがネイションワイド・シリーズでドライブするモンスターエナジーカラーに、ロッシのゼッケン『46』、ロッシの愛称である『THE DOCTOR』が記されたカムリに乗り込み、初めてのNASCARドライブを堪能した。

 このイベントはモンスターエナジーが企画、ロッシの夢を“叶える”形で実現したものだったが、走行開始から間もなく、24度バンクのオーバルであるシャーロットで185マイル(約300km/h)のスピードを叩き出したロッシは、「このフィーリングはとてもクールだったね!」と感想を語った。

「イタリアでも、他のヨーロッパでもNASCARが好きな友だちはたくさんいるんだよ。僕たちがヨーロッパで戦っているレーシングカーとはまったく違う。ハイスピードで、ターンでもすごく高速だった。とても素晴らしかったよ」とロッシ。

「最初はとても奇妙な感じがしたよね。ストレートをまっすぐ走るのが難しいんだから。でも数周したらどんどん速く走ることができた。カイルもすごくいいヤツで、重要なアドバイスをたくさんくれたんだ」

 一方、ロッシの走りを見ていたネイションワイドで連勝中のカイル・ブッシュは「ロッシはとってもクールな走りをした。一緒に楽しむことができたよ」とイベントを振り返る。

「最初はゆっくりだったけど、毎周吸収していった。最終的には何周かコンペティティブなラップを刻むことができたんだ。ネイションワイドのプラクティスでもトップ15に入るタイムだからね」

 ロッシは過去にWRC世界ラリー選手権に参加した経験をもつほか、昨年はブランパン耐久シリーズの2戦に、ケッセル・レーシングのフェラーリ458 GT3で出場した経験がある。今季もブランパン耐久シリーズのハイライトであるスパ24時間に参加することが決まっている。

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