3日、世界中にプレスリリースが発行され、2015年にシリーズが立ち上げられると発表された新ツーリングカーシリーズ『TC3』。15日、TC3は再びリリースを発行しシリーズを運営する会社に、WTCCを運営するプロモーター、K.S.O.のマルチェロ・ロッティが加わると発表し、そのインタビューを発表した。

 今季からWTCCでは、オーバーフェンダーなど車両に大幅な改良を加えることができる新規定が採用される一方、旧規定の車両も参戦が可能で、新規定車両は『TC1』、旧規定車両は『TC2』とクラス名が付けられている。TC3はそれに次ぐカテゴリーとしてツーリングカーレースのピラミッドを形成するべく創設され、世界的な流行となっているFIA-GT3カテゴリーを参考に性能調整を実施、リーズナブルな世界戦の形成と、アジアシリーズの創設を目指しているという。

 そんな中、TC3のオーガナイザーは16日に発表したリリースの中で、ロッティが組織に加わり、彼の言葉を通じて、TC3の具体像について言及している。

「この新しい概念は、現在各国のツーリングカーレースが直面している状況から生まれたんだ。手軽なコストで購入できて、競争力の高いレーシングカーに強力なニーズがあるんだ」とロッティはTC3の考え方について語っている。

 また、ロッティはすでにTC3の概念を体現したレーシングカーとして、ワンメイクレースとして開催されているセアト・レオンのカップカーを挙げている。かつてWTCCで活躍したセアトはユーロカップと題し、レオンのワンメイクツーリングカーレースをヨーロッパで開催している。

「この車両は完全にカスタマー向けのレーシングカーだし、地域レベルで、世界選手権で活躍する若いドライバーを生み出している」とロッティ。

「それにいくつかの自動車メーカーは、潜在的にTC3の資格があるベースカーをすでにもっている。少しだけ例を挙げよう。アルファロメオ・ジュリエッタ・クアドリフォリオヴェルデ、フォード・フォーカスRS、ホンダ・シビック・タイプR、メルセデスベンツCLA45 AMG、オペル・アストラOPC、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIといったところだ。これらの車両はその性格からしてもまさに適している」

 またロッティは、TC3のテクニカルレギュレーションは接近したエキサイティングなレースを創設するために考えられ、さらに性能調整によって均衡化。この結果により、メーカーやチューナーが大きなコミュニティを生み出し、チーム、ドライバーがツーリングカーレースにおいて経験を積む機会が生まれるだろうと言う。

 そして、2015年に創設するというTC3インターナショナル・シリーズについて、ロッティが現段階での詳細を次のように語った。

「TC3インターナショナル・シリーズは、チームタイトルとドライバータイトルがかけられ、最大24台のマシンで8つのチームに限られる。詳細はじきに発表されるはずだ」

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