2014年F1世界選手権からドライバーたちはパーマネントナンバーを使用することが決定し、エントリーリストと共にそれぞれのナンバーが公表された。その後、各ドライバーがその番号を選んだ由来も徐々に明らかになってきている。

 F1では今年からドライバーのパーマネントナンバー制が導入されることが決まった。ドライバーが同じナンバーを使い続ける方が、これまでのように毎年変わるよりもマーケティング上のメリットが大きいと考えられている。

 チャンピオンには「1」をつける権利が与えられるが、それ以外のドライバーは2番から99番の中から自身のナンバーを選ぶことを求められ、自身が選んだナンバーをキャリアを通して使用することになる。複数のドライバーが同じ番号を選んだ場合、前年のランキングで上位に位置するドライバーに優先権が与えられる。

 FIAは全ドライバーに対して自分が望む番号を第三希望まで選ぶよう求め、1月10日に正式にエントリーリストを発表した。

 新たに由来を明かしたのはロータスのロマン・グロージャン。彼はFacebookにおいて、自分が選んだ「8」は、2012年に結婚した妻のマリオンさんにまつわる数字であると説明している。

「“8”は単純に好きな番号だし、それに加えて僕にとって意味を持つ番号なんだ」とグロージャン。
「妻の誕生日は12月8日で、僕らが付き合いだしたのは2008年。それに僕の目には息子は“世界の8番目の不思議”として映るからだ」

 また、トロロッソは、今年のレースドライバー、ジャン-エリック・ベルニュが25番、ダニール・クビアトが26番を選んだ理由はそれぞれの誕生日にあると説明した。偶然、ベルニュは4月25日生まれ、クビアトは4月26日生まれと、生まれ年は異なるものの、日にちは一日違いだった。

 さらにクビアトは自分のパーマネントナンバーについて次のように語っている。
「ロシアで初めて出場したカートイベントでそのナンバーを使った」とクビアト。
「それほど大きな歴史があるわけではない。これからF1キャリアをスタートし、このナンバーで何かを成し遂げたい」

■これまで明らかになったドライバーナンバーの由来
■2014年F1エントリーリスト

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