ロータスのボス、エリック・ブーリエは、来シーズンもロメイン・グロージャンを起用することをほぼ認めた。Motorsport.comが報じている。

 今シーズン、ロータスからF1に復帰したグロージャンだが、決勝のオープニングラップで何度もアクシデントに絡んでおり、ベルギーGPでは当時選手権をリードしていたフェルナンド・アロンソらを巻き込む多重クラッシュを引き起こしている。また彼は先日の日本GPでも2番手スタートのマーク・ウエーバーに追突、彼に「狂人」呼わばりされるなど、ここ最近はレース毎に周囲からの警戒とプレッシャーにさらされてきた。

 これについて、ロータスを率いるブーリエとチームオーナーのジェラール・ロペスは、日本GP後のインタビューでグロージャンの来季残留について正確な回答を拒否していた。

 しかしグロージャンは、ナーバスになると認めた日曜日の韓国GP決勝で、1周目の混乱を無事に切り抜け7位でレースをフィニッシュした。
「あらゆるプレッシャーが彼の肩にかかっていた。そうした中で、ロメインが非常に賢明なドライブを繰り広げるのは見ていて気持ちが良かった」とブーリエは語っている。

「彼(グロージャン)は自身の将来を再び保障した。来季も我々のもとに留まるだろう。ただ、今日はそれを約束はできない」
「すべての準備は整っている。契約の準備もなされ、委員会の承認も受けている」

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