ロータス・レーシングが、17日、ヘレスで行われた3回目のシーズンオフテストの初日に、T127の公式テストデビューを果たした。マシンは大きなトラブルなく70周以上を走破、チームは「初日としては大成功」と満足感を表している。

 新規チーム、ロータスの公式テスト初日に、ロータス・コスワースT127のステアリングを握ったのは、テスト&リザーブドライバーのファイラス・ファウジー。一日の大半がウエットの不安定な天候の中、ファウジーは大きなトラブルなく76周を走破、1分31秒848のタイムで12人中11番手となった。スーパーライセンス取得に必要な300kmの走行をクリアし、ファウジーは満足している。
「まず最初にチームにお礼を言いたい」とファウジー。
「ここに来て、76周を走りきることができて本当に嬉しい。スーパーライセンス取得に必要な300kmを走破するのは大変なチャレンジだった。パワステなしではドライでの走行は難しかったけれど、ウエットではそうでもなかった。少し慎重に走ったが、とても満足している」

 ロータスのチーフテクニカルオフィサー、マイク・ガスコインも、初日の作業に満足し、ファウジーを称えている。
「チーム全体にとって最高の一日だった」とガスコイン。
「まずは、最初の本格テストで素晴らしい仕事をしてくれたファイラスに心から感謝したい。システムチェックなどさまざまな作業を進めたため、ドライバーにとってはとても忙しい一日だった。コンディションが不安定な中、今日はパワステがなかったので、ファイラスは大変だっただろうが、彼はミスを犯さずうまくやってくれた。心からお礼を言いたい」
「マシンに信頼性の大きなトラブルは出なかった。オーバーヒートの小さなトラブルは発生したが、すぐに解決し、その後マシンはトラブルなく走った。パワステの問題は明日には解決する予定であり、初日は全体的に見て大成功だったといえる。明日に向けて今夜もたくさんの作業を行う」

 18、19日にはヘイキ・コバライネンがステアリングを握り、テスト最終日の20日にはヤルノ・トゥルーリが走行する予定となっている。

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