2015年F1第5戦スペインGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
決勝のグリッドを争う予選ファーストセッションのQ1は現地時間の14時からスタート。天候は快晴。セッション開始時の気温は25度、路面温度は45度を記録した。18分間で争われるQ1は全20台のうち上位15台がQ2へ進出する。
序盤からザウバーやフォース・インディア勢が最初からミディアムタイヤを投入するなか、上位勢はハードタイヤで走行をスタート。FP3のタイムから、ハードだけでQ1突破を目指すメルセデス勢は、最初のタイム計測でルイス・ハミルトンが1分27秒322をマークしてトップに立つと、チームメイトのニコ・ロズベルグも2番手で続いた。
同じくハードを履いたフェラーリ勢はセバスチャン・ベッテルが3番手につけるが、もう一台のキミ・ライコネンは11番手と出遅れてしまう。4番手にウイリアムズのフェリペ・マッサ、5、6番手にミディアムタイヤを履くマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンがつけた。
ハミルトン、ロズベルグ、ベッテルのオーダーで迎えた終盤はこの3台を除いた17台がミディアムタイヤでアタック。メルセデス2台が再びハードタイヤで1分26秒台を記録するなか、フェラーリのライコネンが3番手につけ、以下カルロス・サインツJr.、マッサ、バルテリ・ボッタスと続いた。
フェラーリのベッテルは10番手。レッドブルの2台はダニエル・リカルドが11番手、ダニール・クビアトも14番手でQ2へ進出。また、初日から好調な走りをみせるマクラーレン・ホンダもバトンが13番手、アロンソはQ1突破ラインの15番手につけ、2台揃ってQ2へ駒を進めた。
ノックアウトとなったのは、ザウバーのマーカス・エリクソンとフォース・インディア、マノー・マルシャの4台。