JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのスーパーGT300決勝レース1でポール・トゥ・ウインを果たした佐々木大樹が優勝の喜びを語った。
●佐々木大樹(S Road NDDP GT-R):予選ポールポジション/決勝優勝
シーズン中に結果を残すことができなかったので、今日勝てたことが本当にうれしいですし、ニッサン/ニスモさんをはじめ、応援していただいた方々にやっと感謝の気持ちを伝えることができます。
GT-Rは富士との相性がいいですし、今日は予選からその速さをしっかりと見せつけることができました。今シーズンは決勝レースでポジションを落としてしまうことが多かったのですが、今日はスタートで出遅れてしまったという反省点はあるものの、そこからレースで強いところを見せられました。そして、GT-Rが速いということをアピールすることができました。
35号車にタイヤトラブルが出ましたが、自分のペースが速いことは分かっていました。最後の何周かは、抜かれることのない箇所ではタイヤを温存し最後まで持たせられるようにということは意識していました。
スタートをしっかり決めることができていたら序盤から逃げるレース展開に持ち込むこともできたと思います。35号車のトラブルという運もありましたが、自分の速さを信じて最後まであきらめないでプッシュしたことが、勝利を挙げることができた要因だと思います。
チームメイトの星野一樹選手にいろいろ教えてもらったり、チームのサポートがあって今日優勝できたと思っています。スーパーGTはふたりのドライバーの力で勝ち取るレースなので、明日は星野選手にも勝ってもらって一緒に喜びたいと思います。
来年のことはまだわかりませんが、精いっぱい頑張っていきたいと思います。
