FIAは、今季から新導入するムーバブル・リヤウイングの規則によってテレビ視聴者が混乱しないよう、システムの使用可能時にはテレビ放送において表示を行う予定であることを明かした。
15日、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、オーバーテイク促進のために今季導入するムーバブル・リヤウイングについて語り、この新規則がファンを混乱させる心配はないと述べた。
「観客が混乱すると推測する理由は見当たらない」とホワイティング。
「ウイングの働きは単純なものだし、マシン同士の距離を計るエリアにはコース上にマーク(ライン)をつけてこれを示す。また、ドライバーがこのシステムを使用できるポイントにはコース上にラインを引く」
「さらに、テレビ局にはこのシステムが作動可能になるたびにシグナルを送り、これが視聴者に対して表示される」
また、ホワイティングは、開幕戦オーストラリアGPのプラクティスを使用し、ムーバブル・リヤウイングのテストを行う可能性があることを明らかにした。
現在のところFIAは、定められたタイミングゾーンで前のマシンとの差が1秒未満になった場合、基本的に600mのオーバーテイクゾーンでウイングを作動させてよいと定めている。
FIAは今週、メルボルンでのオーバーテイクゾーンの長さとタイミングゾーンの位置を具体的に決定する予定だが、オーストラリアGP前の木曜に、ウイングのテストを行うかどうかを話し合うことになっているという。
「(新システムの評価テストを行うかどうかの)問題については話し合われたがまだ決定していない」とホワイティング。
「メルボルンの最初のプラクティスの前日に、チームとプラクティスの一部を利用する可能性を協議する」
