2012年F1第15戦日本グランプリの土曜フリー走行は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は6番手の好位置につけた。
金曜に引き続きドライコンディションで迎えた土曜のフリー走行は気温24度、路面温度34度で、セッションは午前11時から60分の走行が行われた。初日、リヤのブリスターに悩まされたジェンソン・バトンはウイングを変更。また、初日首位に立ったマーク・ウエーバーは今季7基目となる新品エンジンを搭載してきたが、ミスファイアを起こしているとの情報もある。金曜にクラッシュが相次いだスプーン入口のダートは改修が施されている。
開始10分過ぎからメルセデス、ロータスといった上位勢が早めのスタートでセッションが幕を開けると、開始20分過ぎにはバトンに続いてルイス・ハミルトンがトップタイムを更新。そのマクラーレン勢にウエーバーが続くと、セッション折り返しを前にベッテルがハミルトンを上回ってタイムシートのトップに躍り出た。
中盤、ロータスのキミ・ライコネンはフロントのアンチロールバーを交換。ロメイン・グロージャンもアンダーステアを訴えるなどロータス勢はやや苦戦。また、ザウバーの可夢偉はライバルに対し周回を抑え気味で、予選では若干ポジションを犠牲にして決勝にタイヤを温存するとの情報もある。
残り20分、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがデグナーふたつ目の立ち上がりでコースオフし、タイヤバリヤにクラッシュ。マシンの左フロントにダメージを負ったヒュルケンベルグはここでマシンを降りた。
終盤に入ると、各車はソフトタイヤでパフォーマンスランを行ったが、バトンはシューマッハーのブロックに阻まれ、ハミルトンもシケインのトラフィックで満足なアタックを行えず。一方、マクラーレンとのポール争いが予想されるレッドブル勢はベッテルが最終アタックで暫定トップにつけていたウエーバーのタイムを塗り替えてきた。
3番手はフェラーリのフェリペ・マッサ。FP3でいち早くソフトタイヤを投入するなど終始積極的な走りを見せたシューマッハーが鈴鹿ラストランに弾みをつける4番手に入った。
注目のザウバー勢はセルジオ・ペレスが5番手につけたが、我らが可夢偉もペレスから1000分の4秒差で6番手につけるなど、この後午後2時から行われる予選に弾みをつけている。
