小林可夢偉は、来季F1参戦に向けて新規チームとの契約を目指しており、中でもロータスに関心があると語った。

 可夢偉はデビュー戦ブラジルGPで強烈な印象を残し、2戦目の最終戦アブダビGPでは6位入賞を成し遂げて、世界中の注目を集めた。来季トヨタからF1フル参戦を果たすのは確実と見られていたが、トヨタが今季末でのF1撤退を表明。TMGの山科忠会長は、トヨタのF1撤退記者会見において、中嶋一貴と可夢偉へのサポートは続けていくと述べたものの、可夢偉の来季の見通しは不透明となってしまった。

 しかし可夢偉は、持ち込み資金はないと認めながらも、来季F1参戦を諦めておらず、新規チームのシートを狙いたいと述べている。
「ご存知のとおり、トヨタのシートはなくなってしまった」と可夢偉はフランスのメディアに対して語った。
「2010年の契約を結ぶ寸前までいっていたんだけどね。でも新規チームが4つあるから、まだ選択肢はある。もし1チーム選べるんであれば、ロータスがいいな」

 

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