2010年F1第6戦モナコGPの日曜決勝で、BMWザウバーの小林可夢偉はリタイア、決勝では予選より好調だっただけにトラブルは残念だったと語った。ペドロ・デ・ラ・ロサもリタイアしている。

■BMWザウバーF1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ 決勝リタイア
 今回も完走したいレースだったのにね。マシンは序盤は問題なかった。スタートではトラブルに巻き込まれないことを一番に考え、そのとおりにできた。その後はタイヤを労わって走った。僕らは戦略を分けて戦ったが、それはよかったと思う。僕はソフト側のタイヤ、可夢偉はハード側のコンパウンドで走った。ビタリー・ペトロフの後ろを走りながら、プッシュするチャンスをうかがっていた。でもクイックシフトに問題があり、心配していたら、パワステがどんどん重くなって、ハイドロリックシステムにトラブルが発生したことが明らかになった。

小林可夢偉 決勝リタイア
 予選でのパフォーマンスと比べてレースペースはとてもよかっただけに残念だ。今回もポイント獲得のチャンスを逃した。スタートはうまくいった。モナコの1コーナーは簡単ではないけれど、問題なくクリアできた。でもその後、シフトアップができなくなってしまった。安全な場所を探してマシンをとめた。それでレースはおしまいだよ。

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