18日、小林可夢偉が2013年のF1レースシートの獲得を断念したことを受けて、日本やヨーロッパ、アメリカなど各国でその報が流れている。また、TwitterやFacebookなどでは、可夢偉が来季F1で見られなくなることについて、悲しみの声が上がった。

 ロータスが17日にロメイン・グロージャンの残留を発表したことを受けたタイミングで、可夢偉は自身のホームページ上に「小林可夢偉からファンのみなさまへ」というタイトルで記事を掲載。「残念ながら僕が求めていた、戦えるチームでの2013年のレースシート獲得は不可能という状況になりました」と来季のレースシート獲得を断念する旨を明らかにした。

 この報せはヨーロッパを中心に主要なスポーツメディアでも大きく報じられ、可夢偉のコメントを掲載。注目度は高く、「グロージャンがロータス残留」という記事よりもアクセスランキングが上のサイトもある。

 また、それらの記事にはTwitterやFacebookなど、ソーシャルメディア機能を使って多くのF1ファンからのメッセージが寄せられているが、多くが「とても悲しいニュース」という内容が多く、日本のファンのみならず、世界中のF1ファンからも可夢偉のシート喪失に対する驚きの声が上がっている。

 ツイート等の中には、“資金力でシートが決まるF1”に対しての憤りの声も多い。

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