イギリスGPの予選で9番グリッドを獲得したニコ・ヒュルケンベルグだが、決勝はペナルティによるグリッド降格で14番手スタートになる。
2週間前のヨーロッパGPを5位でフィニッシュしたヒュルケンベルグは、レース後の検査でギヤボックスに関する問題が明らかになっていた。そのため、チームはイギリスGPのFP3終了後に問題のギヤボックスを交換し、5グリッドの降格を受け入れることを決めた。
また、マルシャのシャルル・ピックも同じギヤボックス交換で5グリッド降格になるひとりだ。彼は、FP3で赤旗の原因をつくるマシントラブルに遭遇しており、セッション終了直前にも再度マシンを止めている。
なお、今回のイギリスでは、前戦ヨーロッパで受けたペナルティによりザウバーの小林可夢偉が5グリッド、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュは10グリッド降格することがすでに決まっている。