2日、スーパーGT500クラスに参戦するLEXUS TEAM ZENT CERUMOは、2011年の参戦体制を発表した。ドライバーは立川祐路のパートナーとして新たに平手晃平が加入。その他の体制は高木虎之介監督、村田卓児エンジニアは不動だが、カラーリングは大胆な変更を受けている。
2005年にスーパーGT最初のGT500クラスチャンピオンを獲得、その後もコンスタントに勝利を重ねてきたLEXUS TEAM ZENT CERUMO。しかし、2010年のシリーズ戦では表彰台1回と苦しいシーズンに終わったチームは、「スポンサー各位のご協力のもと、昨年までの成績不振から脱却し、シリーズチャンピオン獲得という目標に向かって、よりチーム一丸となり精進する所存です」と体制発表のリリースの中で名門復活を誓っている。
そんなチームは、今季不動のエースである立川のパートナーとして、リチャード・ライアンに代わりサードから移籍となる平手晃平を起用。監督は高木監督が続投で、チームのエンジニアとしては2年目となる村田エンジニアが引き続きマシンを作り上げていくことになった。
また、特筆すべきは、これまでのシルバー/レッドから大胆に変更されたカラーリング。これは、メインスポンサーであるZENTの今後3年間の中期出店計画、及びブランド戦略の一環である“3年カンプロジェクト”の“PLAY! NEXT”のイメージカラーをあしらったもので、ブルーのベースカラーにイエローとピンクのラインが入る非対称デザインとなっている。
ドライバー、そしてカラーリングと大胆なイメージチェンジを図ったLEXUS TEAM ZENT CERUMO。心機一転のシーズンになりそうだ。
【LEXUS TEAM ZENT CERUMO 2011年チーム体制】
チーム名:LEXUS TEAM ZENT CERUMO
ドライバー:立川祐路/平手晃平
チーム監督:高木虎之介
チーフエンジニア:村田卓児
車両エントリー名:ZENT CERUMO SC430(#38)
