IRLインディカー・シリーズは第4戦を迎え、舞台はかつてF1も開催されていた伝統のロングビーチにやってきた。朗らかな天候にも恵まれた市街地コースで、佐藤琢磨(KVレーシング)は金曜のプラクティス1に臨んだ。

第4戦ロングビーチ
プラクティス1:19番手

「ロングビーチは意外にバンピーで、意外にストリートでしたね」

Q:伝統あるロングビーチに来ましね?
琢磨:金曜日だということもあってか、ロングビーチというコースについて、まだその歴史とかを感じるところまでは行ってないですね。レースデイが来るとまた大きく雰囲気は違って来るんでしょうけど。ただ、さすがに大きなイベントなんだな……というのは感じますね。昨日もメディアの取材を受けたり、スポンサーの集まりに出席するなどがありました。自分にとっては、新しいコースに来て、お勉強だなって感じです。

Q:走ってみてのコースの印象はどうですか?
琢磨:思ってたより結構バンピーですね(笑)。もっとコースはワイドで、オープンで……って感じかなって思ってたんですけど、意外にバンピーで、意外にストリートでしたね。

Q:持ち込んだクルマのデキはどうですか?
琢磨:そんなに悪くないと思いますけど、僕がまだまだコースを勉強している最中です。グリップレベルが走り始めとセッションの最後では全然違ってましたね。特に縁石のペイントが最初は物凄く滑り易かったんですけど、最後の方は大分乗れるようになって来てましたね。コースの中にはランナバウトもあって、それは何か懐かしいですね。

Q:今週は天気もずっと良く、ドライコンディションでのレースとなりそうですが、クルマのセッティングはスムーズに進んでいますか?
琢磨:徐々にですけど進んでいます。今のペースはの中でも「こうしたい」っていう部分はありますし、それはこれからエンジニアとデータを見ながら話をして、次のセッションでもう一段上に上がります。

Q:今、クルマに関する不満な点は何ですか?
琢磨:全体的なグリップ感かな? まずフロントが入って行かないし、その割に出て行く時にはトラクションがかかんない……みたいな。だからもう全体的にグリップ感がなくて、ガッチリと路面を掴んでるような感覚がない。

Q:ピットにポール・トレイシーが来ていて、走行後に話をしてましたが、アドバイスとかがあったんですか?
琢磨:彼は経験も豊かだし、例えばブレーキング・ラインなんかでも、必ずしもセオリー通りのラインとは限らない、特殊なバンプがあったりするんで、それを聞いたりして。ここはこっち寄りの方がいいとか、そんな感じでした。

Q:長い経験を持っているチームメイトというのは、やっぱり心強い味方ですか?
琢磨:そうですね、彼は去年KVレーシング・テクノロジーで走っているのでチームにも馴染んでいますからね。

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