第12戦ミドオハイオ決勝日。予選3番手グリッドを獲得したロータス/KVレーシングの佐藤琢磨は、アメリカ屈指のテクニカルコースでのレースに挑んだ。スタートで2位に浮上とトップ集団を争ったが、29周目にクラッシュしレースを終えた。

佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング・テクノロジー)
IZODインディカー・シリーズ第12戦 ミドオハイオ
決勝:リタイア

 自己ベストの予選3位からスタートした佐藤琢磨は、バックストレッチで切られたローリングスタートで見事なダッシュを見せ、予選2位のダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)をパス。2番手へとポジションを上げた。4周目にフランキッティに同じ場所でパスをし返され、琢磨の順位は3番手に戻ったが、その位置を保って序盤を走り続けた。
 フルコース・コーション中に行なった1回目のピットストップ、KVレーシング・テクノロジーは給油に時間がかかり過ぎ、作業時間だけで6つもポジションダウン。このコーションの前にピットインを一度行っていた2台が1、2位へと浮上したこともあって、11番手までの大幅な後退を余儀なくされた。
 そして29周目にリスタートが切られると、琢磨はすぐさま目の前を行くスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)にアタック。そこはフランキッティをパスした場所だったが、この時は止まり切れずにコースオフ。グラベルベッドを突っ切り、タイヤバリアにフロントノーズからクラッシュし、レースを終えることとなった。

Q:アクシデントの状況を説明してください。
琢磨:リスタートでスコット・ディクソンと並んだんですが、コーナーの内側は凄く滑り易くて止まり切れなかったですね。

Q:チャンスが来て、ひとつ順位を挽回できるというところだったのですね?
琢磨:そうですね。ピットストップで物凄く順位を下げてしまったので、それが尾を引いたってところもあると思います。

Q:スタートでまず2位に上がった。気分良く走れていたのではないですか?
琢磨:本当に気分が良かった。スタートは凄くうまくいったし、ウィル・パワーについて行って、ダリオ・フランキッティとサイド・バイ・サイドで最初のコーナーふたつを回って、いいカタチでポジションを上げることができましたよね。次の周でダリオがバック・ストレートで凄く速くて、抜かれちゃったんですけど、その後でトップ2が落ち着いて、僕自身も3番手につけて、すぐ後ろにディクソンがきてたんだけども、レースが落ち着いてからはみんながフューエル・セーブを始めて、僕自身は彼らにペースを合わせるカンジで走ってました。ディクソンとの距離も離せていたし、トップ3でいいグループを形成して走ることができてましたよね。凄く順調な序盤でした。トップ2にずっとついて行くカタチで、燃料もラップタイムもとても良い状態で、あのまま行けばピットストップのタイミングがきたら、とてもおもしろい展開になるだろうなって考えてました。少なくともトップ2についてずっと走れていたので、僕自身凄く楽しむことができていたんです。それだけにピットストップで想像以上に時間がかかってしまったのが悔しいです。

Q:問題のピットストップ、タイヤは4本ともスムーズに交換されたようでしたが、燃料補給に時間がかかっていましたね?
琢磨:フューエルリグに入れるタイミング、その後にホースの取り回しにも関係していたみたいですが、とにかく物凄く時間がかかってしまって、ポジションを大きく落としましたね。

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