FUJI SPRINT CUP 2013レポート 第1・第2レース予選(GT300)
上手くタイヤを合わせて上位から
第1レース予選 4位(小林崇志)
第2レース予選 2位(高木真一)
今回はいきなりの予選でセッティングやタイヤの確認を行う事が出来なかったが、1回目の予選を担当した小林崇志は冷静にマシンを走らせた。2種類のタイヤを使う予定のチームは1回目のアタックでトップタイムをマークしてから、小林を一度ピットに入れてもう1種のタイヤに交換した。
小林がピットに入っている間に他のマシンは次々とタイムを塗り替え、小林はタイミングモニターのトップから姿を消していた。残り時間わずかなところで小林はタイヤに熱を入れ、2回目のアタックを敢行した。タイヤとマシンの相性は良く、4番手で予選を終えた。
続く2回目の予選は高木真一。高木は小林の走行後のコメントを元に、硬めのタイヤを選択してアタックに入った。しかし、ここでシフトアップが出来なくなってしまうトラブルが発生。計器類のカールコードがパドルに挟まってしまい、ギアチェンジが出来なかったのだ。
高木はカールコードを手で避けながらなんとか走ったが、タイヤを交換して2回目のアタックを予定していたので、タイヤを交換している間にカールコードの修復を行ってもらい、再アタック。残り時間が少なかったので、タイヤが暖まりきらない状態でのアタックだったが、見事2番手のタイムをマークした。
鈴木亜久里監督のコメント
「二人共見事な予選だったね。ポジション的には悪くないけど、決勝ではタイヤの使い方が鍵になると思うから、ドライバー2人にはタイヤをうまく使って面白いレースを見せてもらいたいね」
星学文エンジニアのコメント
「タイヤは今回のレース用のものと、実績のあるタイヤを選択しました。1回目の予選で2種のタイヤを試して、その結果を2回目の予選に反映させました。タイヤのパフォーマンスは非常に高く、ハイブリットもうまくマッチングしてそこそこのタイムが出せたと思います」
小林崇志選手のコメント
「いきなりの予選で路面温度も低く、どのタイヤがマッチするかわかりませんでしたが、1度タイヤを替えて出て行ったらフィーリングも良く、何とか4番手のタイムを出せました。決勝に向けてセッティングを見直して表彰台に乗れるように頑張ります」
高木真一選手のコメント
「小林が予選でタイヤの確認をしてくれたので、僕が予選の時は硬めのタイヤでアタックする事にしました。1回目のアタックはパドルシフトにコードが挟まってしまってうまくギアチェンジが出来なくてロスしてしまいました。一度ピットに戻りそのトラブルを直してもらって2回目のアタックでベストタイムが出ました。しかし、セッション中に2回アタックするのを早めたがためにタイヤが暖まりきっていない状態で出したタイムなので、本来ならもうちょっとタイムを縮める事が出来たのではないかと思っています。明日のレースは良い結果を出せるように頑張ります」
FUJI SPRINT CUP 2013レポート 第1レース決勝(GT300)
小林、タイヤ厳しくも3位表彰台
小林はスタートを上手くきり、2つポジションを上げてきたが、3周目にポジションをひとつ落としてしまう。前車の状況を見ながらタイヤをセーブして走っていた小林だったが、10周目にさらにひとつポジションを落としてしまう。小林は終盤タイヤが厳しくなってくる事を想定しながらも、ポジションアップを狙っていた。トップを走行していたマシンがタイヤバーストで脱落し、想定通り小林はポジションをひとつ上げる事に成功した。しかし、小林もタイヤが厳しくなり、これ以上ポジションを上げる事は出来なかったが、嬉しい3位表彰台を獲得する事が出来た。
鈴木亜久里監督のコメント
「スタートもレース運びも凄く良かったと思う。欲を言えばトップが欲しかったけど、明日のための良いデータが取れたんじゃないかな。明日も非常に厳しい戦いになると思うけど、何とかトップを獲って終えたいね」
星学文エンジニアのコメント
「小林の予選をみて決勝のタイヤを選んだのですが、それがどのくらい持つか見えてなかったのですが、何とか最後まで持ってくれました。ドライバーもよく頑張ってくれたと思います。明日も今日の結果を見直して明日につなげたいです」
小林崇史選手のコメント
「スタートが上手く決まって2番手まで順位を上げる事が出来ました。その後ペースが上がりきらなくて4番手まで落ちてしまいましたが、前車のトラブルもあり順位を上げる事が出来ました。終盤は後ろからも追い上げられて苦しいレースでしたが、表彰台に登れて良かったです。今日はフリー走行も無い状態で良いマシンを用意してくれたチームに感謝したいです。また今年1年ご支援下さった皆さまに感謝しています。ありがとうございました」
