来年のWTCC世界ツーリングカー選手権に向け、ホンダ、シトロエン、シボレーという主要マシンの新たなスタイルが明らかになった。いずれも大きく変貌を遂げたこれらのマシンは、いったいこれまでのマシンとどう変わったのか。ここでは、新たに導入された車両規則の主なポイントを新型マシンの姿とともに見ていこう。

 2014年のWTCCには、今季のマニュファクチャラーズタイトルを獲得したホンダや引き続きワークス体制で挑むロシアのラーダ、新たに参入するシトロエンのほか、今季のチャンピオンマシンとなったシボレー・クルーズもRMLがオリジナルに製作する新型車両をカスタマーチームに供給する。

 このなかで、すでに新車の姿が明らかになっているのは、ホンダ・シビックWTCC(イメージスケッチ)、シトロエンのC-エリーゼWTCC、シボレー・クルーズの3車種だ。

 まず、マシンの外観を一変させているのがエアロパーツ。新しく導入された車両規則の中で最も影響を及ぼしているポイントのひとつだが、特にこれまで以上にレーシーな雰囲気を醸し出しているワイドフェンダーはトレッドの拡大ともリンクし、マクファーソンストラットのサスペンション形式や18インチタイヤ(現行は17インチ)の新採用によりパフォーマンスも向上。大型のバンパーやリヤウイング、フロントスプリッターなどもこれまでには見られなかったもので、空力的にも大きな飛躍を遂げている。

 これまで最大320馬力程度だった1.6リッターの直噴ターボエンジンはエアリストリクター径の拡大によって380馬力以上にまで出力をアップ。その他にも、車両の最低重量が軽減されるなど、2014年のWTCCは迫力と性能を増したマシンが、よりハイレベルな“ケンカバトル”が繰り広げることになるだろう。

 WRC(世界ラリー選手権)9連覇のセバスチャン・ローブとディフェンディングチャンピオンのイバン・ミューラーを擁するシトロエンの実力はいかに。4台体制で迎え撃つホンダは強力なコンテンダーたちを打ち負かすことができるのか。新時代を迎えるWTCCへの期待は高まるばかりだ。

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