FIAは、日本GPではDRSゾーンはスタート/フィニッシュストレートの1カ所に定めると発表した。

 2台のマシンの差を計るディテクションポイントはターン15(130R)の70m後、DRSを使用できるアクティベーションポイントはターン18(最終コーナー)の30m後に設置される。

 HRTのビタントニオ・リウッツィは、DRSによって鈴鹿でオーバーテイクがしやすくなるだろうと述べている。
「オーバーテイクがしづらかったグランプリはこれまでいくつかあったが、DRSによってすべてのグランプリにおいてオーバーテイクとショーが促進された」
「130Rとバックストレートでうまく追いつけば、メインストレートでオーバーテイクができる。DRSはレースを面白くするのにすごく役に立つと思う」

 予選でDRSを130Rで使えるかと聞かれたリウッツィは、次のように答えている。
「いい質問だね。僕は今週末、それをやってみて、いつもよりさらに攻めていくつもりなんだ。でも簡単ではないだろうね。僕らはダウンフォースの面が弱点だから、苦労するだろうけど、より面白くエキサイティングになるはずだよ」

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