IZODインディカー・シリーズにエンジンを供給するホンダ・パフォーマンス・デベロップメントは、セブリングでECUを中心としたテストを新シャシーのDW12で行ったが、このテストに来季の去就が注目される佐藤琢磨が参加。フィードバックを行った。
セブリングのショートコースで行われたテストは、HPDが所有するDW12を使って行われ、マクラーレン・エレクトロニック・システムのインディカー用ECU、TAG-400iのテストを中心に行われた。
テストにはホンダのDW12、シボレーのDW12が参加し、ホンダ車はチップ・ガナッシからスコット・ディクソン、サム・シュミットへの加入が決まったサイモン・ペジナウ、そしてレイホール・レターマンから評価の依頼を受ける形で琢磨が参加したとSPEED.comは伝えている。シボレー車については詳細は明らかにされていないものの、トニー・カナーンとライアン-ハンター・レイが参加したようだ。
SPEED.comによれば、初日はバーバーですでにDW12を体験していたペジナウがドライブ。ペジナウはアメリカン・ル・マン・シリーズでHPDのメンバーと多く仕事をこなしているためコミュニケーションに問題はなかったが、HPDのテクニカルディレクターを務めるロジャー・グリフィスによれば、琢磨と緊密に仕事をするのは初めてだったという。
「サイモンとはお互いに良く知っているんだけど、興味深いのは琢磨に代わってからだ。KVレーシングのドライバーとしてしか彼のことは知らなかったし、みんなホンダF1のドライバーだったから知っていると思っているかもしれないけど、木曜日が初めて本格的に仕事をしたんだ」とグリフィス。
「彼は自分のことも良く知らなかったし、HPDのメンバーもレイホール・レターマンの連中も良く知らなかったんだけど、彼のフィードバックには本当に、本当に感銘を受けた。彼のフィードバックと説明はファーストクラスだよ!」
一方、マシンをドライブした琢磨は、DW12と小排気量ターボ化されたエンジンについてのフィーリングを語る。
「セブリングは自分が初めてインディカーをドライブした場所なので思い出深い場所ですね。そんな場所で、20分だけでしたが初めて新シャシーをドライブし、ホンダエンジンの手伝いをできたことは嬉しいです」と琢磨。
「まだテストでするべきことは多いですが、最初の印象はすごくポジティブです。改良する場所もありますが印象的でしたし、セットアップにも予想した方向で反応してくれました」
「小排気量のターボエンジンというのは自分のキャリアの中でも初めての体験ですが、どうコントロールするべきか、ブログラミング、ゲージといろいろなものが興味深かったですね」
