IZODインディカー・シリーズ第3戦ロングビーチで、日本人初、そしてキャリア初のインディカー優勝を成し遂げた佐藤琢磨(AJフォイト)が、初優勝の喜びとレースについて語っている。

 2002年からF1で戦った後、2010年からはアメリカに活動の場を移し、インディカー・シリーズを戦ってきた琢磨。2012年は2回の表彰台、そして全世界を沸かせながらも敗れたインディ500と、初優勝への機運は高まっていたが、その歓喜の舞台は2013年の第3戦にやってきた。

 過去にはF1も開催されたことがある伝統のストリートコース、トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチで4番手からスタートした琢磨は、ライバルとも言える12年王者のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)を持ち前のファイトを展開しかわすと、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)の後退もありトップに浮上。グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)の追撃をかわし優勝を飾ると、何度もマシンの中で拳を突き上げ、喜びを表した。

「チェッカー受けた瞬間は本当にうれしかったです。夢のようでした! ここまで何度も優勝や表彰台がスルスルと手元から離れてしまう事がありましたが、ようやくチャンスや環境がすべて揃って勝つことができました」と優勝の瞬間について琢磨は語る。

「今日はハードタイヤからレーススタートした戦略もうまく行き、最初のスタート、そしてリスタート、それにピットストップも完璧に決まって、最後のチェッカーフラッグが振られるまでまったくミスのないとてもエキサイティングなレースでした。クルマの調子も良く、運転していて本当に楽しかったです」

「チームは本当に素晴らしいレースをさせてくれました。この後もすぐにブラジル、そしてインディ500と続きますが、全力で頑張りたいと思います。これまでサポートしてくれたみなさんに御礼を言いたいです」

 これで琢磨はランキングでも2位に浮上。次戦ブラジルは、昨年3位表彰台を獲得した場所でもあり、そしてインディ500は昨年の“因縁”があるトラック。今後しばらくは琢磨の戦いから目が離せなさそうだ。

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