2010年からIZODインディカー・シリーズに参戦した佐藤琢磨は、27日に都内で行われた『Takuma Club Meeteing2010』の会場で記者団の質問に答え、来季2011年シーズンも「100%インディカーシリーズで走ります」と語った。ただ、チームについては今季同様KVレーシングで考えているものの、移籍の可能性もあるという。

 スーパーアグリF1チームが2008年にF1から撤退した後のブランクを置き、2010年から新天地アメリカでインディカー・シリーズを戦った琢磨。予選や決勝序盤など、琢磨らしいアグレッシブなレース展開で沸かせることもあったが、不運も重なりシリーズでの最高位こそ9位で、ランキングも21位。「いくつかポテンシャルをみせられたレースはあったけど、今年はリザルト的には最低、最悪」と琢磨は今季を振り返った。

 来季に向けて琢磨は、「ひとつひとつのトラブルには理由があったと思う。これが経験できて良かったのかどうかは、来年答えが出ると思う」と語り、「来季も100%インディカー・シリーズで走ります」と断言した。

 ただ、チームについては今季同様のKVレーシング・テクノロジーで継続の方向ではあるものの、「(KV残留が)当然の流れだし、僕自身継続することに意味があると思う。チームは来年に向けて変えていこうという部分があるが、それについてのことが自分の中では大きい。チームの良さもあるが、それが2年目の僕のベクトルや要求と合っているのか。そうでなければ他の可能性も見ていきたい」と、他チームへの移籍の可能性もまだ残っていると明かした。

「シーズンを通して来年に向けた話をしたいというチームもあったが、自分の中ではかなり絞っている。ひとつ〜みっつというところでしょうか?」と琢磨。

「今年は自分自身によって結果に繋げられなかったこともあったし、チーム側で繋げられないこともあった。来年はそれをひとつずつつぶしていきたい。もちろんいつでもトップは狙っていますが、なんと言っても僕は最高位が9位なので(苦笑)、もうちょっと高いところを狙って、まずは表彰台。そこからトップ争いに絡んでいきたいですね」と琢磨は2年目のインディカー・シリーズに向けて抱負を語っていた。

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