10月17日~18日、イタリアのムジェロでポルシェ・カレラカップ・イタリア(PCCI)の最終戦が行われ、アントネッリ・モータースポーツから参戦している笠井崇志は第1レースで14位、第2レースで11位となり、シリーズランキング13位でシーズンを終えた。
笠井は、3年前から単身ヨーロッパに渡り、カート~フォーミュラを経て今季からはハコ車に転向。ポルシェ・ヤングドライバープログラムの一員として、昨年のPCCIチャンピオンチームであるアントネッリ・モータースポーツでからシリーズを戦っている。
今回のムジェロでは、予選Q1で好走をみせたものの、Q2進出まで0.26秒とわずかに及ばず。予選10番手から第1レースをスタートすることとなった。その第1レースでは、スタートを決めることができずに大きく順位を落としたものの、粘りの走りで14位まで挽回しチェッカーを受けた。14番手からスタートした第2レースでは11位まで順位を上げてフィニッシュしている。
最終戦を終えた笠井は「かなりタフな1年でしたが無駄にならなかったシーズンを送れたと思います」とコメントした。
「アントネッリ・モータースポーツはPCCIの開幕当初から参加していて昨年はチャンピオンを獲得しています。経験、知識が豊富なチームの一員として色々な事を学ばせてもらいました」
「また、ポルシェ・ヤングドライバープログラムではドライビングしていない時のドライバーの役割を教えてもらいました。応援してくださったサポーター、スポンサーの方にも感謝しています」
