1月13日から15日まで行われていた東京オートサロン2012 wih NAPACの会場で、携帯サイトモータースポーツチャンネル編集部から、谷口信輝に『モースポMVPドライバー決定戦グランプリ』のMVPとして賞金10万円が贈られた。
この『モースポMVPドライバー決定戦グランプリ』は、2011年に活躍したドライバーを対象に読者が投票を行い、MVPに輝いたドライバーに賞金をプレゼントするというもの。昨年末に行われた投票では、2011年にスーパーGT300クラス/スーパー耐久ST1クラス/シビックインターシリーズでチャンピオンに輝いた谷口が圧倒的な得票数でMVPに輝いた。
オートサロン会場で、トークショー出演など多忙な谷口に時間を作ってもらい行われた“授与式”では、谷口も嬉しそうに賞金10万円が入ったプレートを受け取り、スーパーGTチャンピオン獲得記念に製作したレーシンググローブとともにパチリ。
実は谷口は2010年にもモータースポーツチャンネルによる企画“パフォーマンスGP”のGT300部門のチャンピオンとして、賞金10万円を授与されていた。しかし、賞金が入ったプレートのまま自宅に飾っていたところ、東日本大震災が発生。谷口は賞金をSAVE JAPANを通じて義援金にしていたため、今回はいわば“帰ってきた”ような形だ。
そんな谷口に、賞金とともにファンからの応援メッセージをプリントアウトしたものを渡すと、多忙なスケジュールを忘れたかのように読み始めた。
「もちろん賞金は嬉しいんだけど(笑)、こうしてファンの皆さんからもらったメッセージを読めることがすごく嬉しいね。ホント、今まで頑張ってやってきて良かったって心から思う」と谷口。
「来年もまたもらえるように頑張らないと!」と、この授与式の後で行われたイベントでD1グランプリ復活を明らかにすべく、舞台裏へ走り去った谷口。2012年はスーパーGT、スーパー耐久、そして今度はD1と、次なる“三冠”を狙うことになりそうだ。
『モースポMVPドライバー決定戦グランプリ』の2位以下のドライバーについては、携帯サイトモータースポーツチャンネル(http://www.motorsports.ch/pc/index.php)に掲載されている。
