マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、F1の規則を早急に変更することが必要であると主張している。開幕戦バーレーンGPは追い抜きが見られず退屈なレースとなったことを重く見た彼は、2回のピットストップ義務化やタイヤコンパウンドの変更などの規則変更を導入することを提案している。

 ほとんどオーバーテイクシーンが見られなかったバーレーンGPについて、レース中の給油がなくなった影響で1回ストップが最適の戦略となり、タイヤを労わった走りが必要となったことで、オーバーテイクがしづらくなったと分析されている。

「我々を含む3チームが、皆が1ストップになることを懸念して2回のピットストップ義務付けを行おうという意見を持っていた」とフォーミュラワン・チームズ・アソシエーション会長でもあるウィットマーシュは、ESPNに対してコメントしている。
「この件を再度検討すべきだと考える。タイヤはレースでは予想していたより差がなくなっており、タイヤの要素がレースのスペクタクルな要素を決定付けている。デグラデーションの心配はほとんどなかった」
「(ルイス・ハミルトンをニコ・)ロズベルグの前に出そうとしてピットストップを行い、その段階で皆がピットに入り始めた。だが、タイヤデグラデーションの問題だけを考えれば、我々は25周かそれ以上をスーパーソフトで走ることができたと思う。最もソフトなタイヤでそれができるのであれば、プライムではいくらでも走れるだろう」
「ブリヂストンに対して、もう少し持ちのよくないタイヤを用意してもらうよう求めることもできるのではないかと考えている。20周走ればだめになってしまうようなスーパーソフトが必要だ。プライムでもその方がいいかもしれない」

「レースのフォーマットに関する問題は、どのレースでも1ストップになってしまうのではないかということだ」とレッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーも同調する。
「2ストップ義務付けを検討するべきではないかと思う。1ストップで皆がトレイン状態でつながって走るなど馬鹿げている」
「ただ、まだ1戦しか見ていないので、3戦か4戦は様子を見るべきだろう。私はタイヤデグラデーションを心配して(2ストップ義務化を)望まないとの意見も出ていたが、そんなことはない。レッドブルにはタイヤデグラデーションの問題はないことをはっきり示せたと考えている」

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