フォンタナで開催されているIZODインディカー・シリーズ最終戦。500マイルのナイトレースで行われた決勝レースは、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が勝利。ラストスティントまでもつれた注目のチャンピオン争いは、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)がフロントウイングを壊しラップダウン。スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)もオーバーヒートに陥るも5位でフィニッシュし3度目のチャンピオンに輝いた。

 予選2番手もエンジン交換で12番手スタートとなったカストロネベス。スタートで6位にジャンプアップするとその勢いでトップ争いを展開。一方ディクソンは、スピードが伸びず中盤でのレースを強いられる。

 序盤はアンダーグリーンで進むも、中盤からレースは荒れ始める。72周目にセバスチャン・サーベドラ(ドラゴン・レーシング)とピッパ・マン(デイル・コイン)がクラッシュしイエローコーション。102周目にはトップ争いをしていたカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)が単独クラッシュ。

 さらに112周目、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン)がバランスを崩し、複数が絡む多重クラッシュが発生。ウィルソンはマシンから出れず、マーシャルに救出され病院に搬送される。

 レースを折り返すとディクソンの速さが復活。カストロネベスも交わし上位を争い、ディクソン2番手、カストロネベス4番手で残り50周に突入する。

 勝負のラストスティント。カストロネベスは猛追を見せ、ディクソンを交わすとチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)とトップ争いを展開する。しかし、フロントウイングを壊しピットイン。ラップダウンとなり万事休す。

 ディクソンもオーバーヒートに悩まされるが、守りの走りを展開し5位でフィニッシュ。3度目のシリーズチャンピオンに輝いた。

 ホンダ9勝、シボレー9勝で迎えた最終戦は、ウィル・パワーが勝利したことによりシボレーが昨季に続いてマニュファクチャラータイトルを獲得した。

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