2011年5月22日
フォーミュラ・アバルト第3戦、7位入賞
そして第4戦ではトップを走行するもリタイヤ。

 2011年5月21~22日、2011フォーミュラ・アバルト・チャンピオンシップ・イタリア・シリーズ(Formula AbarthChampionship Italian Series)の第3戦、第4戦はパルマ地方にあるバラーノサーキットにおいて開催された。ユーロノヴァ・レーシング(EURO NOVA RACING)に所属する黒田吉隆(くろだ よしたか)は第3戦では7位。第4戦ではレース中盤までトップを快走するもマシントラブルで惜しくもリタイヤとなった。

■レース結果
・第1戦(予選:8番手/決勝:7位)
・第2戦(予選順位のリバースグリッドの為、ポールスタート/決勝リタイヤ)

■レースリポート
21日:快晴:黒田は、予選前のウォームアップにおいて、トップとコンマ1秒差の3番手を計測し、各チームに好調さをアピールしていた。しかし、ウォームアップから予選に向けたセットアップがうまく機能せず、予選では、トップとコンマ4秒差の8番手で終了することになった。このフォーミュラ・アバルトはコンマ1秒での順位の変動が大きく、今回もコンマ数秒の接戦となった。トップは前回と同じく、昨年度シリーズランキング2位であった、NIEDERHAUSER 選手(CHE)となり、彼を攻略することが黒田の当面の課題になりそうだ。

22日:快晴:シリーズ第3戦、黒田は、シグナルグリーンと共に順調にスタートし、1コーナーではポジションキープの8番手。続く4コーナーでは、アウト側からブレーキングを遅らせ、7番手の選手をパス。しかし、そこからレース終了まで、毎ラップ、6番手の選手を追い上げるものの、コース幅のせまい、このバラーノサーキットでは、順位をあげる事はできなかった。そして、28分+1LAPのレースを7番手でゴールする事となる。午後におこなわれた、第4戦では、前日の予選結果を利用したリバースグリッドの為、黒田はポールポジションからのスタートとなった。スタートでは、2番手のカンプレーゼ選手のフライングギリギリスタートに負け、1コーナーでは2番手となった。だが、優勝を意識していた黒田は、混戦が続く1周目の7コーナーの侵入でトップに浮上する。 そこからは、午前のヒートを挽回するかのごとくペースアップ。レース中盤には、2番手の選手とのギャップを1,8秒差にまで広げる事となった。そして、勝利を確信しかけた瞬間・・・リアのサスペンショントラブルが発生!!そして惜しくもリタイヤする事となった。

■黒田 吉隆コメント
「今回もとても勉強となったレースでした。 この小さいコースでは特に予選の重要さを学びました。 第4戦では、トップを走行する形となり、レースの組み立て等、とても自信につながる勉強ができました。今度は、正式なポールポジションを獲得し、優勝する事が目標です。 今回の悔しさを晴らすためにも・・・。」

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