2011年にイタリアに渡り、フォーミュラ・アバルト・イタリア・シリーズを戦った黒田吉隆が、2012年はユーロ・ノヴァからイタリアF3選手権を戦うと明らかにした。
2010年までは全日本F3で戦っていた黒田は、昨年活動の場をイタリアに移し、フォーミュラ・アバルト・イタリアに参戦。今季はステップアップを果たし、ジャンカルロ・フィジケラなどを輩出した伝統のイタリアF3に参戦することになった。
このイタリアF3は、現在シーズンを通して優秀な成績を収めたドライバーにはフェラーリF1をテストする機会があるとのことで、黒田はチャンピオン獲得とフェラーリF1の公式テストドライブを目指すことになる。
「昨年に引き続きスポンサーさまのご理解をいただき、今年はイタリアF3へのステップアップを叶えられました。生活のすべてをこのレースに捧げて、シーズンオフにはフェラーリF1をドライブできるように努めます」と黒田。
「日本の皆さまに生でレースを見ていただく機会はもちろんレース内容を知っていただく機会は限られますが、そうした物理的な距離を感じさせないだけの成績をヨーロッパからお届けしたいと思います」
今回の黒田の参戦にあたり、ヴィンツェンツォ・ソスピリ率いるユーロ・ノヴァでは、名門チームのエンジニアを招聘する一方、黒田自身もフェルナンド・アロンソのトレーナーに肉体面の管理を委託。すでにF3マシンもモンツァでテストしており、準備を整えているという。
