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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.10.27 13:05
更新日: 2023.10.27 14:59

WRC史上初の3カ国開催イベントがチェコで開幕。ヌービルがデイ1首位、タナクが続き勝田は6番手

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ラリー/WRC | WRC史上初の3カ国開催イベントがチェコで開幕。ヌービルがデイ1首位、タナクが続き勝田は6番手

 そのオジエの後方には、“現チャンピオン”であり今大会でシリーズ2連覇を決める可能性をもつカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がコンマ1秒差で続き、SS2で23歳のチャンピオンに逆転を許したテーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合5番手に。

 今大会は非ワークスノミネートとなる勝田は、スニネンと1.8秒差の総合6番手で初日を完走。0.3秒後方にはベンジャミン・ヴェイラスとの新コンビで登場したピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1)が続き、さらにコンマ3秒差の総合8番手に選手権ランキング2位につけているエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が入った。ウェールズ出身のドライバーはSS2のジャンクションでオーバーシュートがあり、このドライビングミスでタイムを失っている。

 トップから13.6秒おくれての総合9番手となったエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)もSS1でのジャンプスタートが悔やまれる結果に。この件での10秒ペナルティがなければ3番手につけていたためだ。トップ10リザルトの最後のスロットに入ったグレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1)は、ハンドブレーキの不具合によってタイムを失いデイ1終了時点でトップから15秒の後れを取っている。

 10月27日(金)の競技2日目は、パッサウのサービスパークを起点にSS3からSS8までの計6ステージすべてがチェコの国内で行われる。このデイ2は、各3本のステージを走行する午前と午後のループ間にミッドデイサービスは設定されず、選手たちはタイヤフィッティングゾーンでの作業だけで合計121.80kmの競技区間を走り抜けなければならない。大会最長の一日であるこの日はリエゾン(移動区間)を含む総走行距離も524.13kmと長距離の移動が待っている。

総合2番手につけているオット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
総合2番手につけているオット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
テーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
テーム・スニネン(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
ランキング首位につけるカッレ・ロバンペラ(左)と31ポイント差でチームメイトを追いかけるエルフィン・エバンス(右) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
ランキング首位につけるカッレ・ロバンペラ(左)と31ポイント差でチームメイトを追いかけるエルフィン・エバンス(右) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
ピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
ピエール-ルイ・ルーベ(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
グレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー
グレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1) 2023年WRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリー


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