残された可能性としては、WRC併催となるフィンランド国内選手権枠からのエントリーで、競技区間となるSS(スペンシャル・ステージ)はカリがアタック。WRCで父親ともコンビを組んだベテラン・コドライバーのリスト・ピエティライネンがロードセクションのリエゾン区間をドライブする方法だ。
もしこれが実現に至らなかった場合でも、同じ10月下旬に開催されるイギリス、ラリーGBにてWRCデビューを果たすことが確実視されている。
カリはすでに2度のラトビア国内選手権でクラスチャンピオンを獲得しており、今季の開幕戦ではR5カーで総合優勝も飾っている。
直近には慣れ親しんだシュコダ・ファビアR5からプジョー208 T16へとマシンをスイッチし、イタリアのローカルイベントにも参戦。ターマックでの経験値も積んでいる。
