●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「自分たちにとって、ラリー・モンテカルロはシーズンをスタートするうえで必ずしもうまく行ったとは言えないイベントだったが、ポイントはそれなりに獲得することができた。なので、スウェーデンではさらに力強いパフォーマンスを発揮したいと思っている」
「雪道を走るのはいつだって楽しいし、イベント前のプレイベントテストに加えてアークティック・ラップランド・ラリーにも出場したことは、新しいタイヤで雪道を長い距離走り、フィーリングをつかむという意味で非常に有効だった」
「チームと協力してベストなセットアップと正しい方向性を見つけるために一生懸命努力してきており、ここまでところは良いフィーリングを得られている。コンディションがどうなるかは分からないが、自分たちにとって良いラリーになることを願っているよ」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「モンテカルロで表彰台を獲得したことによって、順調に新しい年をスタートすることができたので、次のスウェーデンのチャレンジが楽しみだ」
「ハイスピードなステージが多く、つねに運転を楽しめるイベントだが、昨年のように新雪が大量に積もっていると、1番手でステージを走行する者にとっては難しいスタートとなる可能性がある。一方で、路面が凍結していたら僕たちにとっては好都合だが、いずれにせよ全力で臨むことに変わりはない」
「シーズンの初めは、新しいハンコックタイヤについて学ぶことがたくさんあるが、スウェーデンについても同様だ。ここまでのところ、以前のタイヤとフィーリングがかなり大きく異なっているので、それに適応し、性能を最大限引き出さなければならないだろう」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・スウェーデンはお気に入りのラリーのひとつなので、チームのために最善を尽くすつもりです。今回はタイヤも新しくなり大きなチャレンジとなるので、スノーロードでのフィーリングはきっと以前とは少し異なると思いますが、うまく適応できるように頑張ります」
「このラリーは、自分たちが直面する状況によって、多くのことが左右されると思います。もし昨年のように雪が大量に降れば、自分たちの出走順はきっと有利になるでしょうが、純粋なアイス路面だったとしたら、自分たちにとってはより難しい状況になるはずです」
「もちろん雪が多く降ることを期待していますが、どちらにしてもベストを尽くして戦います」
■TGR-WRT2
●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・スウェーデンはWRCシーズンのなかでもお気に入りのイベントのひとつなので、とても楽しみにしている。路面のコンディションは安定しているし、タイヤの選択肢は1種類のみとシンプルなので、ラリー・モンテカルロとはまったく異なるイベントだ」
「そういう意味では、ラリーへのアプローチはよりシンプルだと思う。もしかしたら上位入賞を期待している人もいるかもしれないが、自分にとってはラリー1で出場する初めてのウインターラリーなので、まだ学ぶことが多い」
「なので、それほど高い期待は設定しないでいるよ。ただラリーを楽しみ、堅実に戦い切ることだけを考えるようにしたいね」
