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投稿日: 2017.05.16 17:15
更新日: 2017.05.17 01:38

世界ラリークロス:WRC生まれのポロが第4戦で今季初勝利。ソルベルグ0.009秒差で3位


ラリー/WRC | 世界ラリークロス:WRC生まれのポロが第4戦で今季初勝利。ソルベルグ0.009秒差で3位

 ディフェンディング・チャンピオンのマティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクワトロ)が開幕3連勝を決め、盤石の態勢を築きつつある2017年のWorldRX世界ラリークロス選手権。その第4戦がベルギーのメテ市近郊にあるジュール・タクニー・サーキットで開催され、フォルクスワーゲン・スウェーデンのワークスサポートを受けるPSRXのヨハン・クリストファーソンが、ポロGTI RXスーパーカーに今季初勝利をもたらした。

 この週末、予選ヒートから速さを見せたPSRXのポロは、チーム代表であり2度の世界王者も獲得しているペター・ソルベルグがQ1最速をマーク。続くQ2、Q3、Q4をクリストファーソンが制する圧巻の内容でセミファイナルへ進出した。

 準決勝ではそれぞれヒート1でクリストファーソンが2位。ヒート2でソルベルグが勝利を挙げ、開幕から4戦連続で2台そろっての決勝進出となった。

 一方、前戦ドイツでエクストロームを追い詰めたWRC世界ラリー選手権9連覇のセバスチャン・ローブは、準決勝の1コーナーでスピンしダメージを負い敗退。

 さらに、WRCでローブのライバルとして活躍したマーカス・グロンホルムの長男、ニクラスも今季初のセミファイナルとなったが、惜しくも決勝ヒート進出はならず。

開幕3戦のような圧倒的スピードが影を潜めたチームEKS勢。マシンセットで遅れを取ったか
開幕3戦のような圧倒的スピードが影を潜めたチームEKS勢。マシンセットで遅れを取ったか

 そして、3連勝中の王者エクストロームも、ヒート2を3位通過で辛くも決勝進出というギリギリの戦いとなり、VWポロの速さが際立つなかファイナルのスタートが切られた。

 スタートでシグナル反応速度が最速のドライバーに毎戦送られる“モンスター・エナジー・スーパー・チャージ・アワード”を獲得したのは、セカンドロウ・スタートのフーニガン・レーシング・ディヴィジョン、アンドレアス・バッケルドのフォード・フォーカスRS RXスーパーカー。

 しかし、1コーナーのポジション争いでバッケルドはアウト側に追いやられ、続く2コーナーではクリストファーソンとのバトルでフロントフェンダーにダメージを負い3番手に後退。

 オープニングラップを制したのは、PSRXのエースであるソルベルグ。そして2番手にローブのチームメイトであるプジョー208WRXスーパーカーのティミー・ハンセンが続いた。

 3番手クリストファーソンは2周目早々にジョーカー・ラップへと飛び込むと、その間隙をついてハンセンがソルベルグに仕掛け、3周目の1コーナーでサイド・バイ・サイドになった2台は、アウト側のソルベルグが弾かれ大きくタイムロス。

 そのリカバーを避けようとした4番手バッケルドは、ソルベルグのマシンを避けるため大きくマシンバランスを崩し、そのままウォールにヒット。無念にもここでレースを終えることとなってしまった。

アンドレアス・バッケルドは決勝の不運に泣いたが、エースのケン・ブロックは準決勝進出で今季最高位の総合8位
アンドレアス・バッケルドは決勝の不運に泣いたが、エースのケン・ブロックは準決勝進出で今季最高位の総合8位
元DTM王者ティモ・シャイダーは準決勝進出が続くが、今回も総合で10位どまり
元DTM王者ティモ・シャイダーは準決勝進出が続くが、今回も総合で10位どまり

■ファイナルラップに波乱。ソルベルグは2位に0.009秒届かず


本日のレースクイーン

Freem Motorsport Lady
加乃ほのか(かのほのか)

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