■Mスポーツ
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
「第9戦フィンランドは間違いなくシーズンのハイライトだ。フィンランドの人々は、いいラリーがどんなものか知り尽くしている気がする。ここのグラベル(未舗装路)は、ラリーのために生まれてきたのかと思うくらいだ」
「本当に高速な戦いになる。グリップレベルも高く、大ジャンプもあるから、どのドライバーも心待ちにしている信じられないスピード感が得られる。そのペースで、コンマ何秒の戦いをするんだ。ものすごい接戦になると予想しているよ」
「天候はちょっと不安定になりそうだから、どういう展開になるか様子を見なければならない。だけど、トップを争いたいね。ドライビングに自信が持てるセットアップで、週末を通してミスなく走る必要がある。ほぼ完璧なパフォーマンスが要求されるんだ」
「先週、事前テストを行った。僕のクラッシュで予定が短縮されてしまったから、チームメイトには申し訳なく思っているけど、マシンのフィーリングは最高だった」
「このラリーを本当に楽しみにしているんだ。チャンピオンシップの防衛のためにも、いい結果を残したい」
●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)
「(第8戦)ポーランドは僕らの望み通りの結果にはならなかったけど、マシンのペースがいいことは分かっている。だから、もうひとつの高速ラリーであり、僕の好きなイベントであるフィンランドで好成績を期待しているんだ」
「ラリー・フィンランドはどのドライバーも楽しみにしていると思うよ。ステージを完璧に走ることができたら、最高の気分だろうね。週末は、そうなることを期待している」
「大ジャンプや高いグリップが得られる場所もあれば、そのあとにはブラインドコーナーが待ち受けている。速度も速いから、自信と勇気を持ってドライブしなくては。もし完璧なフィーリングが得られなければ、全力でプッシュすることは不可能で、タイムを失うことになる」
「このハイスピードバトルでは、失ったタイムを取り戻すのは簡単ではないよ」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「ラリー・フィンランドはシーズンのなかで、もっとも楽しいイベントのひとつだから、誰もが楽しみにしていると思う。新型WRカーで走ると、イベントはもっと特別なものになるだろうから、どんな戦いが待ち受けているか楽しみだよ」
「いまのところ、天候は少し不安定になりそうだから、それがどう影響するか、状況を見極める必要がある。ポーランドと同じように、チャレンジングなコンディションにならないことを祈っているよ」
「ステージはかなり高速だから、正確なペースノートと全力でドライビングするだけの自信が必要だ。ステージの構成とハイスピードの組み合わせは素晴らしく、リズムに乗れた時のフィーリングは最高だよ。ミスをする余地はほとんどないから、楽しいことばかりではないけどね」
「とは言うものの、過去、僕らはここではかなり良いスピードを見せてきたから、すべてが有利に働けば、何が起きても不思議ではない」
■ヒュンダイ/ヒュンダイ・モータースポーツ
●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・フィンランドは本当に気に入っている。とても速いステージ構成だし、多くの歴史がある。僕たちが出すであろうスピードに、難しいジャンプやコーナーが加わることを考えると、大変なラリーになることは想像できるけどね」
「でも、僕はもう8回もこのラリーに参戦しているから、その経験が役に立つだろう。ここでのラリーには慣れているし、みんなが見ている前で良い結果を出したいね」
「ラリー・ポーランドでの表彰台獲得は大きな自信を与えてくれた。ラリー・フィンランドのステージに戻ることが待ちきれないし、(ポーランドと)同じような結果を出せることを期待しているよ」
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・ポーランドでの自分たちとチームのパフォーマンスは、とても満足いくものだった。シーズンの終わりに向けて、さらなる勝利へのきっかけになることを祈っているよ」
「マシンはとても強力だと感じている。今シーズン、グラベル戦で、すでに2度の優勝を飾っていて、僕たちにどれだけ競争力があるかを証明してきた。チャンピオンへの戦いを継続できると自信を持っている」
「ラリー・フィンランドはトリッキーなものになると分かっているし、高速スピードと複雑さから成るコースだから、ミスは最小限に抑えなければならない。でも良い結果を出す自信があるよ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・ポーランドでは表彰台に近づいたから、ラリー・フィンランドではトップ3圏内でのフィニッシュを飾りたいね」
「ポジティブな結果が出たり、困難な場面があったり、これまでのところ僕たちにとっては、いい時と悪い時が入り混じったシーズンになっている」
「いくつかトラブルを抱えたラリーもあって、それが足かせになったこともあったけど、僕たちの決心はこれまでと変わらない。ポジティブな気持ちで、シーズンの後半を戦い続けていきたい」
「ラリー・フィンランドは厳しい戦いだけど、マシンと自分たちの力を限界まで出し切り、ドライバーズタイトルとチームタイトルのためにさらなるポイントを獲得するよ」
