■シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合5番手

「午前中の1回目の走行では、時間が経つごとにグリップレベルが改善していった。でも2回目の走行では、細いターマックのラインが2本見えるだけだった」
「もちろん時速170km近くで走っている時にラインを外す余裕なんてないし、そんなことをしたら一巻の終わりだ」
「総合4位を獲得するために戦えるようになるか分からないけど、木曜日の夜の僕たちの不運を考えれば、総合5位で初戦を終えようとしていることはシーズンとしては良いスタートだ」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合9番手

「出走順のせいで、最初の2ステージはとても厳しい状況だった。でもドライ傾向だった最終ステージで、僕たちのペースを見せられたことは嬉しい。明日もこのようなコンディションだといいね」
■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合3番手

「今日は典型的なラリー・モンテカルロの天気のなかでのラリーだったね。午前中は雨と雪に見舞われ、午後は晴れて乾いた路面を走るというように、1日のなかに四季があるような感じだった」
「ラリーが始まる前、『トップ3以内ならば完璧』だと言ったが、実際のところ現在の順位に満足している。完全にうまく行っているとは言えないけど、後続との差は大きく開いている」
「だから、今は自分自身のドライビングに集中しているよ。今回は大きなリスクを避けてフィニッシュすることを目標に置いていて、それがとても重要であると思う」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合2番手
「自分とチームにとって、今日も力強い1日となった。また、運転がかなり楽しく感じられるくらいクルマは好調だった。雪の中の最初のSSでタイムを失ったのは残念だけど、それ以降のSSは本当にうまく走れたと思う」
「気持ちよくかつクレバーに、そしてコースから外れないように注意しながら、自分のペースを保つことだけを考えて走り続けた」
「ヤリスWRCでの最初のラリーで、現在の順位につけていることにとても満足しているから、リスクを冒してまで順位を上げようとは思っていない。また、チームとしてもそのほうが良いと思うんだ」
「シーズンが始まる前の段階で、チームにはいいドライバーが揃い、クルマに競争力があると確信していたから、チームにとってもいい展開だと思っている」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合4番手
「比較的スピードが低い左コーナーで雪が解けてぬかるんだ状態となっていた。そこで滑ってしまい、ワイドに膨らんで土手に当たりリヤタイヤがホイールから外れてしまったんだ」
「そこまではミスなくクリーンに走っていただけに多くのタイムを失い残念だけど、それでもまだ総合4番手につけている」
「 明日も総合4番手のポジションを守り抜くのは決して簡単ではないと思うけど、路面がドライならば自信はあるよ。今日最後のSSでクルマのフィーリングがとても良かったからね」
「タイヤのグリップレベルさえ大きく変わらなければ限界を把握することができ、そういう路面でいつも良い走りをできていると思う」
