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 午後に行われたSS8ではペースの上がらないヌービルをミークがキャッチ。同タイムの総合2番手となるが、ミークはデイ2最後のSS10でコースアウトを喫して総合10番手にポジションを下げた。
 
 また、このSS10でエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)と同タイムでのステージ優勝を飾ったタナクは、0.1秒差でヌービルを逆転することに成功。首位オジエと44.5秒差で最終日を迎えることとなった。
 
 総合4番手はSS8、SS10でトップタイムをマークしたラッピが入り、以下ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)、エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)、アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20 WRC)が続いた。
 
 デイ1でまさかのクラッシュを喫したセバスチャン・ローブは、6SS中3つのステージでトップタイムを記録する走りを披露し総合11番手でフィニッシュ。総合8番手からの巻き返しを狙ったヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)はSS8の途中、立ち木にマシン右サイドをヒットさせたことでロールケージが損傷。競技続行不能となってしまった。
 
 WRC2クラスに参戦している新井大輝(フォード・フィエスタR5)と勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は、初日にデイリタイアを喫した勝田がクラス9番手/総合46番手につけた。一方の新井はSS5でクラッシュを喫しクラス10番手/総合65番手となっている。
 
 明日のラリー最終日は島西部に設定されたSS11とSS12の2本のSSで争われる。この内SS11は今ラリー最長55.17kmの超ロングステージとなっており、1日の走行距離は71.42kmと少ないながらも波乱の展開となる可能性は大いにあると言えるだろう。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
セバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)
セバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)
ロールケージにまでダメージを負ったヤリ-マティ・ラトバラのトヨタ・ヤリスWRC
ロールケージにまでダメージを負ったヤリ-マティ・ラトバラのトヨタ・ヤリスWRC

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