■シトロエン・レーシング
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合7番手
「今日はとても良い1日というわけではなかった。特にハンドブレーキに問題があったからね。今日のような曲がりくねったステージでは、ハンドブレーキを多用することになる。ステージのひとつでは3度も(エンジン)ストールしてしまい、かなりのタイムを失った」
「明日の出走順は2番目だから、また厳しい状況になるだろう。でもできることはすべてやり、失ったタイムを挽回したい」
●マッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合26番手
「このラリーが簡単だったことはないが、今日の酷い天気のせいでより一層難しいものになったことは間違いないよ。僕たちは少しついていなかった」
「特にテルグとオージロ間のステージ(SS4、SS8)でのタイヤ選択で2度ミスをした。でも最終ステージで2番手のタイムを出したことに目を向けることにするよ。明日の出走順がとても有利になるということだからね」
■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手
「とてもポジティブな1日だった。今朝の2本目のSSは少し慎重に走り過ぎたと思うけど、その後リズムをつかみスピードを上げることができた」
「トゥーラのステージを2回目に走った時(SS6)は、大量の雨と泥でまるでウェールズのような滑りやすい路面コンディションだった。ステージの終盤に大きく遅れてしまったけど、その後コンディションは良くなり、自信を持って攻められるようになった結果、SS9ではベストタイムを出すことができたよ」
「 エサペッカとのタイム差は少ないから、明日はきっと接戦になるだろう。明日はお気に入りのステージを走りますが、何よりも大切なのはミスをしないこと。その上でスピードを高めていくことができれば、きっと良いポジションを得られるはずだ」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合19番手
「今日最後のSS9でジャンプの着地の際、クルマにダメージを負い止まらざるを得なかった。SS9のコースは昨日のシェイクダウンと午前中のSSでも走行していたから今回が4回目の走行。つねに同じアプローチで走っていたから、一体何が起こったのか説明することが難しく、自分でも本当に驚いている」
「 非常に厳しい状況だし、大きな後退だと感じているよ。正直なところクルマのフィーリングは完璧ではあなかったけど、それでも特に大きな問題なく走っていたし、トップ争いもしていたから、このような問題によってデイ2からリタイアすることになり本当に残念だ」
「タイトル争いはかなり厳しくなったけど、残りのラリーをすべて勝つつもりでこれからも戦い続ける」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合4番手
「今朝はとても難しい状況だった。クルマのフィーリングは良かったけど、最初のSSでスローパンクチャーを喫してしまった。搭載していたスペアタイヤはハードコンパウンドだったから、雨によって滑りやすくなった路面には合わなかった」
「午後の最初のステージは雨と泥で信じられないようなコンディションだったけど、良い走りができタイムを挽回することができた」
「その後路面が乾いていったのでクルマのセットアップを少し変えて最後のSSに臨み、トップに迫るタイムを記録することができた」
「明日に向けてさらにグリップが得られるようにクルマを調整し、表彰台を目指して戦うよ」
