チーム代表のトミ・マキネンは「フィンランドはチーム全員にとってエキサイティングなイベントだ。フィンランドのファンからは特に素晴らしいサポートを受けているし、オットを応援するためエストニアからも多くのファンが訪れるはずだ」とコメントしている。

「昨年のこのラリーでの優勝は我々にとって特別なことだった。そして、その再現が今回の目標だ。ヤリスWRCはフィンランドのような道との相性が良く、我々の3人のドライバーたちもハイスピードなコースに自信を持っているから、全員が優勝争いに加わることができると信じている」

「ラリーに向けていい準備ができているが、それでもライバルとの戦いはきっと激しいものになるだろう」

 シーズン前半は厳しい戦いを強いられてきたラトバラは「シーズン後半戦をポジティブにスタートするための大きなチャンス」とホームイベントになみなみならぬ気合で臨む。

「ホームイベントということで、力強い応援をいつも感じているし、フィンランドで作られたクルマをドライブする今はさらに強くそう思う。昨年はチーム全員が一体となっていることを強く感じたよ」

「今年はルート変更があり、それが大きなチャレンジのひとつでもある。いくつかのステージは過去に走ったことがあるけど、随分と昔のことだし、知らないセクションもかなりある。だから、より公平な条件での戦いとなるだろうね」

 ドライバーズランキング3位につけるオット・タナクは「非常にハイスピードであり、ジャンプでは高い技術力が求められるなど、かなり特殊なラリーだ。道をリスペクトして走らなくてはならない。今年は、僕が知らない新たな道がコースに組み込まれ、より大きなチャレンジになりそうだ」とコメント。

チームの拠点があり、トヨタにとって“ホームイベント”と呼べるラリー・フィンランドを制したエサペッカ・ラッピ(右)
チームの拠点があり、トヨタにとって“ホームイベント”と呼べるラリー・フィンランドを制したエサペッカ・ラッピ(右)

 昨年トヨタに勝利をもたらしたラッピは「僕にとってラリー・フィンランドは常に特別な1戦だったけど、昨年優勝したことによって、さらにその想いが強まった。とても楽しみであるのと同時に、今年はより大きなプレッシャーを感じている」と述べている。

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