「昨年は全SSの半分でベストタイムを記録するなど強さを発揮したから、今年は前向きな気持ちでコルシカ島に向かうことができる」と語るのは、チーム代表のマキネン。

「かつて、私は過去このラリーに選手として何度も出場したから、本当に難しいラリーであると知っている。しかし、我々のドライバーは、これまで全員がツール・ド・コルスで速さを示してきた」

「非常に多くのコーナーと、本当に長いステージによって構成されるこのラリーは、100%の自信を持って走らなければ大きくタイムを失う。だからこそ、正しいセットアップがとても重要なんだ」

「特に今年は、金曜日デイ1のステージを日中のフルサービスなしで走らなければならず、途中で大きくセットアップを変えることができないため、なおさらだ。ただし、チームとしては可能な限りの準備をしたから、今回もまた良い週末になるのではないかと期待している」

第3戦メキシコで表彰台を獲得したオット・タナク(右)
第3戦メキシコで表彰台を獲得したオット・タナク(右)

 ラリー・メキシコ同様、ポイントリーダーとして臨むタナクは「汚れる前のクリーンな路面を走ることができるので、ターマックラリーでの1番手スタートは有利だと思う」とコメントしている。

「過去、ツール・ド・コルスは自分がもっとも苦手にしていたラリーだった。しかし、初めてヤリスWRCで出場した昨年はとても良いペースで走ることができた。今やヤリスWRCはターマックラリーでも本当に強力だと思うから、我々はきっと高いパフォーマンスを発揮できるだろう」

 今シーズン序盤は苦戦を強いられているラトバラは「今年はルートが変更されたが、そのうちいくつかのステージは2015年に優勝した時に使われたものだから、良い思い出があるし、歓迎すべき変化」と意気込みを明かしている。

 チーム移籍初年度で、これがトヨタと挑む初の本格ターマック戦となるミークは「先週日曜日の事前テストは、たった1日でしかも1本のコースだけという限られた中で多くを学ばなければならなかったが、とてもうまくいった。セットアップの方向性は明確になったから、ラリー本番がとても楽しみだ」と述べている。

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