ラリー/WRCフォト

2020.01.15

GRヤリスのエンジン


GRヤリスのエンジン エンジンは専用設計の1.6リッター直列3気筒ターボで、振動制御のためのバランサーシャフトを備える。3気筒は排気干渉がないため、ターボをツインスクロール化する必要がなく、重量とサイズの両面で有利。また、小排気量でも低速から充分なトルクが得られるのも長所だ。軽量化のため、インマニ、ラジエターおよびその全部に配置されるインタークーラーのサイドタンクは樹脂製となっているが、競技での使用も担保されている。ギヤボックスは6速MT。その操作フィーリングは2019年12月の試乗では抜群にいいという印象を受けた。前後のトルク配分は電子制御多板クラッチでコントロール。前後デフはトルセンまたはオープンで機械式に変更も可。【558282】