2021年、22年とロバンペラが連覇中のラリー・エストニアは、今年も同国第2の都市であるタルトゥにあるエストニア国立博物館の敷地内にサービスパークが設けられ、同地を拠点に20日(木)から4日間にわたって競技が行われる。初日の木曜日は午前中にシェイクダウン、現地20時すぎからサービスパークのすぐ近くでスーパーSSが実施される。

 本格的なグラベルラリーは翌21日(金)から始まり、このデイ2では3本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行した後、さらにもう1本のステージが予定され、その合計距離は今大会最長の133.38kmに上る。

 土曜日のデイ3はは2本のステージを各2回走行した後に、日中のサービスを挟んでさらに別の2本のステージを各2回走行。その後、SS1と同じスーパーSSをSS17として走行するスケジュールに。

 そして、ミッドデイサービスが設定されていないラリー最終日の23日(日)は、サービスパークの南側エリアで2本のステージを各2回走行する。SS19の再走ステージで最終SSとなるSS21は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスポイントが与えられるパワーステージだ。

 今大会のSSは全部で21本。ステージ合計距離は300.42kmとなっている。これにリエゾン(移動区間)を加えたラリーの総走行距離は1366.66kmに上る。

エストニアのステージは、同じく高速グラベルラリーのフィンランドと比べて砂が多く軟らかいため、再走ステージでは深い轍(わだち)が刻まれている可能性がある。また、道幅が狭くツイスティなコーナーが続く低速区間が多いの特徴のひとつだ。
エストニアのステージは、同じく高速グラベルラリーのフィンランドと比べて砂が多く軟らかいため、再走ステージでは深い轍(わだち)が刻まれている可能性がある。また、道幅が狭くツイスティなコーナーが続く低速区間が多いのも特徴のひとつだ。

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