決勝レースは現地時間日曜12時30分にスタートが切られた。
前日の予選レースを制した84号車メルセデスAMGは、このレースでも序盤からリードを拡大。スタートドライバーを務めたペレラは、スタートから15分で2番手の90号車メルセデスAMG GT3に5秒差をつけ、楽なレース展開に持ち込む。
中盤以降このリードはさらに広がり、最終的に2位に23秒の大差をつける圧勝で84号車メルセデスが開幕戦を制した。
一方、2番手以下は混戦となった。各車のピットイン後、3番手から2番手に浮上したチームMスポーツのビンセント・アブリル/スティーブン・ケイン組7号車ベントレーを先頭に、HTPモータースポーツのジミー・エリクソン/ドミニク・バウマン組86号車メルセデスAMG GT3、AKKA ASPの88号車メルセデスAMG GT3が数珠繋がりの様相を呈した。
そんななか、2番手を走る7号車ベントレーのケインが後続を抑え2位。バウマンが駆る86号車メルセデスが3位を獲得している。