ポルシェ・モータースポーツ責任者のフランク=シュテッフェン・バリサー博士:
GTE-Proはすばらしいレースでした。見事な追い越しで接戦となりました。チームをアピールする良い機会になったと思います。
観客の皆さんは支払ったお金に値するレースを見ることができたと思います。戦略的に難しいレースで、コーションフェーズによってさらに面白くなりました。
91号車がテクニカルトラブルでリタイヤしたのは残念でした。原因はまだはっきりしていません。しかし基本的に好調で、次のレースへ向け自信を与えてくれました。
GTE-Amクラスもスタートからゴールまで魅力的なレースでした。劇的な最終ラップで、デンプシー・プロトン・レーシング カスターマーチームも3位を飾り、チームの実力が証明されました。
リヒャルト・リーツ(911 RSR #91):
特に雨の中でのスリックタイヤによる私のスティントは難しい場面でした。表彰台を飾れてうれしいです。WECシーズンのすばらしいスタートといえます。
フレデリック・マコウィッキ(911 RSR #91):
このタフなレースで表彰台を飾ることができて良かったです。不運な状況もありましたが、走り自体は好調でした。予選を考えると3位は満足できる結果です。次のレースにつなげたいと思います。
ケビン・エストル(911 RSR #92):
911 RSRはスタートから好調でした。戦略上、レースの最後の2時間までタイヤをもたせることが重要でした。
全てが計画どおりに運びましたが、ダブルスティント終盤に突然パワーがなくなり、煙と炎がでました。開幕戦でこの結果は残念でした。
ミハエル・クリステンセン(911 RSR #92):
序盤は本当に好調でした。予選を抑え決勝に備える戦略のおかげでタイヤもうまくセーブされました。
数人のライバルを追い抜いて、トップに迫り、一時は3位まで上がることができました。この点はポジティブに考えるべきでしょう。次のスパが楽しみです。
マッテオ・カイローリ(911 RSR #77):
初めて経験するWECシーズンにすばらしいスタートを切ることができました。良い経験になりました。3位は本当にうれしいです。最終ラップは幸運でした。チームのおかげです。
