澄み切った乾いた空気の中、雲ひとつなく果てしなく広がる青空の下で迎えた第53回ニュルブルクリンク24時間レース。再びヨコハマタイヤとタッグを組んだKONDO RACINGは、『REALIZE KONDO RACING with Rinaldi』と称した新たなチーム体制を整え、6年ぶりにこの“グリーン・ヘル”へと戻ってきた。
近藤真彦監督率いる同陣営は、ニッサンGT-Rからフェラーリ296 GT3へと参戦車両をスイッチ。日本でのレース活動をともにするヨコハマタイヤとタッグを組み、デビッド・ペレル、アクシル・ジェフェリース、フェリペ・フェルナンデス・レイザー、トーマス・ノイバウアーの4名のドライバーが45号車のステアリングをつなぎ、世界一過酷と称される一戦へと挑んだ。
