25
2014年10月10日、WEC富士ラウンドのプラクティスデーで、チームがブレンドン・ハートレーの25歳の誕生日を祝った。プレゼントも用意したが、残念なことに彼の誕生日は1ヶ月先だった。
30
ル・マン24時間のレース中、それぞれのポルシェ919ハイブリッドは、30回の燃料補給のピットストップと10回のタイヤ交換およびドライバー交代のピットストップを予定している。
54
2016年のル・マン24時間の夜間、ロマン・デュマおよびニール・ジャニは、優勝車両で54周連続で周回した。セーフティカーフェーズがあったため、ポルシェLMP1ドライバーの中でデュマのスティントが最長だと語り継がれている。スティントは0時13分から始まり3時38分まで続いた。これは、F1でいえばほぼレース2戦分の時間。
60/40
919ハイブリッドの回生エネルギーの約60%がフロントブレーキ、約40%がエグゾーストシステムで発生する。
65
通常の6時間レースの場合、ポルシェLMP1チームは65名のスタッフで運営される。ル・マン24時間レースでは、その数は90名となる。
90
919ハイブリッドのV4内燃エンジンのバンク角は90度。ただし、エンジンの動きは、急角度がついた水平対向エンジンのもの。
100%
2015年WECのバーレーン最終戦で、ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウエーバー組の車両の両方のスロットルバレルレバーが破損した。それでもこの車両がチェッカーフラッグを受け世界チャンピオンになったのは、メカニック達の的確なアイデアと、エンジニア達のすばやい思考があったから。メカニックたちは、エンジンに2組のペンチを取り付けてバレルをフルスロットル位置で固定し、エンジニア達は車両の走行中リアルタイムでプログラミングを行った。
239
2014年11月30日、サンパウロのシーズン最終戦でマーク・ウエーバーが239周目を走行中、彼のキャリアで最悪のクラッシュに見舞われた。
248
サンパウロ戦において、もう1台の919ハイブリッドを操るニール・ジャニが、248周を終えてポルシェ919ハイブリッドの初勝利を飾った。
395
2015年のル・マン24時間レースでアール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ/ニック・タンディ組は優勝まで395周の周回を重ねた。この3名のLMP1ルーキーは、レース前に『衝突だけは避けること』を確認し合った。この誓いが1998年以来の総合優勝という結果に結びついた。
397
ル・マン24時間史上最長の走行距離は、397周。2010年の優勝者全員がポルシェ・ジュニアの経験者だった(ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/マイク・ロッケンフェラー)。彼らは、アウディで5,410.713 kmを走行した。
400
2系統のエネルギー回生システム(フロントアクスルブレーキおよびエグゾースト)が400PS以上を発生する。オンデマンドで、電気モーターがフロントアクスルを駆動し、919ハイブリッドは一時的に4WD車に変貌する。