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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.05.02 22:11

WSCC第4戦:マイケル・シャンクス・レーシングが2012年以来の勝利。GTLMはフォードGT初優勝

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ル・マン/WEC | WSCC第4戦:マイケル・シャンクス・レーシングが2012年以来の勝利。GTLMはフォードGT初優勝

 1日にラグナセカで開催されたウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC/旧USCC)第4戦は、マイケル・シャンクス・レーシングのジョン・ピュー/オズワルド・ネグリJr.組(リジェJS P2・ホンダ)が総合優勝を果たした。GTLMクラスはリチャード・ウエストブルック/ライアン・ブリスコ組(フォードGT)が初優勝を飾った。

 プラクティスからマツダ・プロトタイプの2台が好調で予選でフロントロウを独占。ポールポジションは、55号車トリスタン・ヌネス/ジョナサン・ボマリート組が獲得する。ピューとネグリJr.の60号車はクラス最下位となる予選8番手だったが、決勝レースで見事な巻き返しを見せることに。

WSCC第4戦ラグナセカ/スタート
WSCC第4戦ラグナセカ/スタート

 2時間で争われた決勝レース。マツダ・プロトタイプの2台は、1-2体制で走行を重ねレース半分をリードする。しかし、ピット作業で給油装置のトラブルが発生し5番手、6番手に落ちてしまう。さらに70号車は電力が失われるマシントラブルでストップ。リタイアとなる。

 60号車はピューがスタートドライバーを務め、ネグリJr.に代わった時には3番手まで浮上。前を行くコルベットDPの2台がグリーンフラッグ中にピットインしたため、残り40分でトップに浮上する。

 待望の勝利に向けてトップを走る60号車を90号車と31号車の2台のコルベットDPが猛追。しかし、30秒差で逃げ切りチェッカーフラッグを受けた。これまでポールを獲得するも勝利に恵まれなかったマイケル・シャンクス・レーシングだったが、2012年のデイトナ24時間以来となる待望の勝利を挙げることに。

「呪いが解けたように感じる。僕たちはこれまで何度と表彰台を獲得してきたけど、トップの場所にはしばらく上ってなかった。チームは素晴らしい戦略を立ててくれた。オズ(ネグリ)はクルマについて46時中考えているよ。昨夜遅くに彼がエンジニアを呼んで、“これを試したい”と語ったんだ。それはタイヤを温存する多くのことだった。勝てたのはオズのおかげだよ」とピューは語った。


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