レース後、チーム代表のアンドレアス・ザイドルは「昨日のポールポジションに続き、今日も1号車ポルシェのドライバーは最高のレースをした。彼らが優勝に値することは間違いないよ」と語った。

「今日はトヨタと接戦となった。ドライバーとチームのミスのない完璧なパフォーマンス、完璧に走るクルマ、そして適切な判断によって、高温のレースを制することができたんだ」

「ミシュランと協力してスペイン・バルセロナで行った炎天下でのテストが効果を上げた。次戦もトヨタとの接戦が予想されるため、すぐに富士の準備を始めるよ」

優勝したアール・バンバー(左)、ブレンドン・ハートレー(中央)、ティモ・ベルンハルト(右)
優勝したアール・バンバー(左)、ブレンドン・ハートレー(中央)、ティモ・ベルンハルト(右)

 スタート直後、立て続けにオーバーテイクされてしまった2号車ポルシェのベルンハルトは「ふたたびワン・ツー・フィニッシュという素晴らしい結果となったが、今日はトラフィックの処理に苦労した」とレースを振り返った。
 
「最初のスティントはうまくいかず、クルマの挙動が予想と違い形勢が不利になったんだ。2回目のスティントは2台のトヨタを相手にしてマイク・コンウェイをオーバーテイクすることができた」

「もちろんドライバーズ選手権でフルポイント獲得できたの嬉しいことだけど、優勝に相応しいのはチームメイトの1号車ポルシェだったよ」

 LM-GTEプロクラスに参戦するポルシェGTチームは、91号車ポルシェ911 RSR(リチャード・リエツ/フレデリック・マコウィッキ)がクラス最下位のグリッドから徐々にポジションを上げ、最終的にクラストップからわずか5秒遅れの2位表彰台を獲得した。

 また、僚友の92号車ポルシェ911 RSR(ミハエル・クリステンセン/ケビン・エストル)はドライブスルーペナルティーを2回受けるなど流れに乗れず、クラス6位でレースを終えた。

 WEC第7戦は10月13~15日に静岡県・富士スピードウェイで開催される。

91号車ポルシェ911 RSR
91号車ポルシェ911 RSR

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