本戦スタート前のデモランで919ハイブリッドEVOをドライブするのは、2017年のル・マンウイナーでニュルブルクリンク24時間では通算5回の総合優勝を飾っているティモ・ベルンハルト。

 2018年は自身が立ち上げた“チーム75・ベルンハルト”からニュル24時間に参戦するポルシェワークスドライバーは「ノルドシュライフェは僕のホームなんだ」と語り、「かつてこのコースでポルシェ956を駆り、伝説的なタイムを記録したステファン・ベロフを敬愛している」と続けた。

 今回、ポルシェ956のステアリングを握りノルドシュライフェを走行するのは、956の後継マシン『962C』を駆り1986、87年のル・マンを制したハンス-ヨアヒム・シュトゥックだ。

 現在67歳となったシュトゥックは「グラウンド・エフェクトカーである956の走らせ方をステファン(ベロフ)に教えてもらったんだ」と当時を振り返る。

「僕がポルシェに加わった時、このクルマがなぜ無敵であるのかをすぐに理解した。ブレーキはよく効き、ギアボックスに不安がない。そして強力なダウンフォースによって高速コーナーではまるで地面に張り付くように走れたんだ」

「今回、また956のステアリングを握ってノルドシュライフェを走る機会が訪れたことに、これ以上ない感動を覚えている。本当に言葉にならないよ」

ポルシェ956Cとポルシェ919ハイブリッドEVO

 ニュルブルクリンクでのデモランを前に公開された919ハイブリッドEvoの車載動画では、スパ・フランコルシャンのフルラップを視聴することが可能だ。

 残念ながらジャニが樹立した新レコードタイムからは2秒ほど遅れたラップの映像だが、先日開催されたWEC世界耐久選手権第1戦スパ6時間のレースウイーク中に公開されたトヨタTS050ハイブリッドのオンボード映像と比べると、その驚異的な速さがより明確に分かるはずだ。

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